フリーランスのウェディングプランナーになるには | BHS JOB Station

Columnフリーランスのウェディングプランナーになるには

ウェディングプランナーの一つの働き方として、フリーランスで活動するという方法があります。 ウェディングプランナーといえばホテルや結婚式場に勤務して働くというのが一般的ですが、少数ながら活躍しているフリーランスウェディングプランナーの存在が近年では注目され始めています。 ここではそんなフリーランスウェディングプランナーについてお話ししていきます。

フリーランスウェディングプランナーとは

結婚式場やホテルなどに雇用されるのではなく、新郎新婦と直接契約を交わして仕事をするウェディングプランナーのことを、フリー(ランス)ウェディングプランナーといいます。
日本のウェディングといえば、新郎新婦はまず式を挙げる会場を決め、その会場に所属するウェディングプランナーが企画を担当するというパターンが多いです。しかし海外を見てみると実はそのような形は少なく、基本的に新郎新婦は自分で結婚式を企画し、周りの人の助けを借りながら挙行するのが主流です。 そのため、海外では結婚式のプランニングを、フリーで活躍しているプロのウェディングプランナーに依頼をすることが多いのです。
日本国内でも近年フリーランスウェディングプランナーが増えています。企業に所属するウェディングプランナーと比べて会社の意向や利益を考える必要がないため、新郎新婦の意向をより汲んでくれたり費用が抑えられたりします。

フリーランスのウェディングプランナーになる方法

ウェディングプランナーとしてのキャリアをスタートして、いきなり最初からフリーランスで活動することは非常に難しいことです。
ほとんどのウェディングプランナーが、初めは結婚式場やホテルなどに所属し、ウェディングプランナーとしてのプロの知識やスキルを身につけていくことになります。 では一体どのようなきっかけでフリーランスに転身するのでしょうか。

例えば、会社員としてプランニングしていくとなると起こってくるのが売り上げや役職の問題。会社の求める売り上げを出すためのプランニングというものが多少なりとも必要になってきますし、キャリアを重ねていくことで役職も上がっていき、会社に対しての責任が大きくなってきます。するとどうしてもプランニングに制約が生まれてきて、本来やりたかったような仕事ができなくなってくることがあるのです。
プランニングに自由度を求めたり、よりお客様の立場に立ってプランニングがしたいという思いが強くなってきたりすると、フリーランスへの転身も考え始める人が多いです。

また会社所属の場合は、土日に必ず勤務しなくてはいけないなどの時間的拘束も発生し、自分ペースで働きたい、といった理由の人もいます。

フリーランスウェディングプランナーで成功するには

誰しもがフリーランスウェディングプランナーとして成功できるとは限りません。
まずフリーランスで仕事をしていく上では、豊富な人脈を確保することが重要になります。そのため、結婚式場やホテルにウェディングプランナーとして所属している間に、経験を積むことはもちろん、より多くの人脈を作ってから後にフリーランスに転身することが望ましいでしょう。人脈の中には、自身が担当をした新郎新婦との、挙式後も含めたお付き合いも入ります。フリーウェディングプランナーとして独立した後、こうした自身のお客様が友人などをご紹介して下さるケースも意外と多いものです。

またフリーランスになってからは、とにかく営業努力も欠かせません。ホームページ作りや、SNSでのまめな情報発信、関係各所への売り込みも必要です。特に昨今は、インスタグラムなどのSNSからの情報取得は花嫁の情報収集手段の大きな1つにもなってきています。普段から、SNSでの情報発信の癖をつけておくことも大事な要素です。
その上で信頼を得られるような仕事をし、口コミでの評価なども上げていくことで、次々と仕事が舞い込むウェディングプランナーになることができるかもしれません。

フリーランスウェディングプランナーの現状

一部、フリーランスウェディングプランナーとして活躍をし、十分な収入も得られている方もいますが、殆どの方は、十分な収入を得るまでには至っていないのが現状です。
婚礼カップルがフリーウェディングプランナーに結婚式を申し込み場合、まずはどのフリーウェディングプランナーに結婚式を担当してもらうかといったことから始まり、その後、フリーウェディングプランナーと一緒に、会場選びを行います。

しかし日本の婚礼カップルの殆どは、婚礼会場選びから開始し、その後担当ウェディングプランナーが決まる、といった流れがまだまだ根強いことが、フリーウェディングプランナーとして十分に活躍できる土壌になっていないことが挙げれます。

また経験不足(人脈含)で自由な働き方への憧れが先行して独立してしまった、ような方もいます。こういった方も、こうしたフリーウェディングプランナーとしての十分な収入を得るまでの活躍は難しいケースも多々あります。
ですからフリーになった方の多くは、婚礼会場やホテルと契約をして、そこからのお客様を担当させてもらい収入を得ているケースが多いです。

つまり、婚礼会場の担当者が成約した婚礼カップルを、その後、フリーのウェディングプランナーに依頼をして、プランニングなどを行ってもらうケースです。この場合は、お客様には、婚礼会場の名刺で仕事をしていくケースが多く、お客様との打ち合わせ時や必要な事務処理時以外は、自宅で作業ができたりなどもしますので、時間的な自由度は確保できることは多いです。
この場合は、フリーランスウェディングプランナーというよりは、フリー勤務スタイルウェディングプランナーと呼んだ方が良いのかもしれません。

まとめ

フリーランスウェディングプランナーとは、基本的には結婚式場などの組織に雇用されるのではなく新郎新婦との直接契約で仕事をするプランナーのことをいいます。 いったん会社に所属したのち、自分の仕事に対しての考え方によってフリーランスに転身する人が多いようです。 フリーランスとして成功することは決して簡単ではありませんが、会社員時代の努力、そして独立後の営業努力や信頼の獲得をしていくことで順調に仕事を続けていくことができるでしょう。

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